ゲームに負けそうになると怒る、ちょっとの失敗で泣き叫ぶ、けんかばかりしてしまう、イライラが止まらない・・・
気持ちのコントロールが難しいお子さんがいます。
そのせいで、友達と仲良くできなくて悲しい思いをしているお子さんがいます。
どうにかしたいけど、私たち大人も感情をどうコントロールしたらいいのか、そしてどのように良好な人間関係を維持したら良いのか、分かりにくいですよね。
実は、友達と仲良くなるコツや感情のコントロール方法が科学的に分かっています。
私は、アメリカとオーストラリアに住む日本人の先生から、3回ほどその授業(成人向けSELプログラム)を受け、感情のコントロール方法を身につけました。
そして、私の子ども達や教え子達に、感情とは何か、どうやってコントロールするのか、教えることができるようになりました。
みなさんも、友達と仲良くなるコツと感情のコントロール方法を、学んでみませんか?
友達とうまく関わるコツと感情のコントロール方法(SEL)を学ぼう!
私の子育ての中で一番教えるのが困難だったのは、気持ちの切り替えや、「0か100か」といった極端な考え方、怒りの感情のコントロールでした。気持ちのコントロールについて学んだことはなかったし、アンガーマネジメント教室に行ってみたけれど、
「6秒で怒りなんてなくならない!」
と納得いかないようでした。
そこで、自分で感情をコントロールする方法を学ぶ科学的に効果があると証明されたものがないかと調べていたら、SELというプログラムに出会いました。
SEL(Social Emotional Learning・社会性と感情の学習)は、子どもたちが自分の気持ちを理解し、友達とうまく関わるため方法を学ぶプログラムです。このプログラムは、教育機関でも家庭でも行われます。
大事なポイントは、どんな気持ちも肯定的に受け入れること、自分の気持ちの変化を感じ取ること、それをうまくコントロールする方法を身につけることです。具体的な技術としては、深呼吸やリラックスする方法、感情の名前を知り適切に表現すること、いくつかのステップに分けて問題を解決する方法などがあります。
SELプログラムは、家庭で取り組むことが大切です。親も子どもに感情のコントロールの方法を教え、いつもいい手本を見せることが大切です。
SELの目標
SEL(Social and Emotional Learning)は、『社会性と感情の学習』の略で、自分や他人の感情を理解し、良い関係を築くための学びを指します。この学びは、人生を楽しく過ごしたり、自信を持ったり、友達との関係を良くしたりするだけでなく、学校での成績も上げることが分かっています。
SELの大切な目標は、次の5つです:
- 自分を知ること: 自分の気持ちや大事にしていることを理解する。
- 自分の行動をコントロールすること: 怒りっぽい時や集中できない時に、どうするかを学ぶ。
- 他人の気持ちを理解すること: 友達や家族の気持ちを理解し、共感することができる。
- いい関係を築くこと: みんなと上手に話すこと、協力すること、問題を解決することができる。
- 責任ある選択をすること: 自分の生き方や大切な人との関わりをよく考えて行動を選択する。
これらのことを学ぶことで、学校での成績が上がったり、いじめがなくなったりするだけでなく、家庭の雰囲気もよくなります。そして、SELは教育機関や家庭、地域全体にとって、人々の成長と幸せにつながる素晴らしい学びなのです。
気持ちと行動らぼカラーズタイムの内容
うめこキッズABAスクールでは、友達と仲良くなるコツと感情のコントロール方法を学ぶ気持ちと行動らぼカラーズタイムというSEL教室を行います。様々なアクティビティを通して、実践的に学びます。
※現在、香川県にある私立幼稚園と共同研究しています。
気持ちと行動らぼカラーズタイム料金(年中~小学校2年生対象)
日時:日曜日(月4回)
幼稚園13:45~14:30
場所:多肥・林の貸し会議室(参加者の人数によって変わります)
回数:全20回
月謝:月4回(40分)のレッスン
☆9000円(入会金10000円)
現在募集はありません。
お問い合わせは気持ちと行動らぼ公式LINEから